03/12/2022

高齢者のメンタルケアのコツとは

高齢になると、老人性うつを発症しやすいと言われている。
介護では、高齢者のメンタルケアをすることも重要な仕事である。
利用者の不安を軽減させることができれば、笑顔を引き出し、安心して介護サービスを受けてもらうことができるのだ。
うつの症状がある人には、安易に励まさないことが大切である。
心に悩みを抱えている人に頑張れと伝えても、もうこれ以上は頑張れないと、心を傷つけてしまう原因にもなりかねない。
その場しのぎの励ましや気晴らしは、逆効果になってしまうことがある。
しっかりと相手の話に耳を傾け、心に寄り添っていくことで、相手に安心感を与えるだろう。

他には、心配せずに自然に振る舞うということが大切だ。
高齢者に元気がないと、無理して明るく振る舞ったり、何か特別なことをして喜ばせようとしたりすることもあるかもしれない。
ただ、心が疲弊しているときと言うのは、普段楽しめることも楽しむことができなくなっている状況だといえる。
無理をさせると、さらに悪化させることになる。
また、不自然な振る舞いをすると、自分のせいで無理をさせているんだと思わせ、相手を追い詰める原因になる。
落ち込んでいる原因を無理に追究しようとせず、できればいつも通りに振る舞うようにしてみよう。
身体の病気と同じで、心の不調を回復させるために大事なのは、きちんと休息をとることだ。
ゆっくり休ませたり、時には距離を置いて見守ったりすることも、心の健康を保つために必要である。
そして、穏やかな気持ちで支援するなど、安心できる環境を提供することが老人性うつへの発展を防止し、心の回復を促すことに繋がる。